このごろ
ある人が日中問題のことについてヴァイツゼッカー演説 を教えてくれて
かなり有名らしいのだけど、私は知りませんでした。。
ヴァイツゼッカー演説(1985年5月8日旧西ドイツ連邦議会にて)
我々は、戦いと暴力支配とのなかで斃れた人々を悲しみのうちに思い浮かべる。ことに強制収容所で命を奪われた六百万のユダヤ人・・・ソ連・ポーランドの無数の死者・・・命を失った同胞・・・虐殺された・・・シンティ・ロマ(ジプシー)、精神病者・・・銃殺された人質・・・ドイツに占領されたすべての国の抵抗運動の犠牲者を。
罪の有無、老幼いずれを問わず、我々全員が過去を引き受けねばならない。全員が過去からの帰結に関わりあっており、過去に対する責任を負わされているのである。
過去に目を閉ざすものは結局のところ現在にも盲目となる。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険にも陥りやすいのだ。
若い人たちにかつて起こったことの責任はないが、その後の歴史の中でそうした出来事から生じてきたことに対しては責任がある。若い人たちにお願いしたい。他の人々に対する敵意や憎悪に駆り立てられることのないように。敵対するのではなく、たがいに手を取り合って生きていくことを学んでほしい。 (永井清彦訳)
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー元ドイツ大統領。彼の父はナチス時代に外務次官などを務め、ニュルンベルク国際軍事裁判で有罪判決を受けていた。
で、あまり思想的な話はしたくないので、ここで抜き書きしたいのは一番最後の
若い人たちにお願いしたい。他の人々に対する敵意や憎悪に駆り立てられることのないように。敵対するのではなく、たがいに手を取り合って生きていくことを学んでほしい。
という祈りのような言葉です。日本では自傷するほどに怒っている人はいませんが(特に恨みもないので)
「中国が嫌ってるからこっちも嫌い」とか「向こうで投石してるからこっちも襲撃してやれ」などの
「報復の報復の報復・・」「報復の報復の報復の報復・・」みたいなことは。。。
などとくらーい記事になりそうなのでボツにしようと思ってたのですが・・・見つかりました☆オチが
Yahoo!ニュース-西日本新聞
【ソウル23日原田正隆】韓国の俳優ペ・ヨンジュンさんの次回主演映画「外出」(邦題・四月の雪)の撮影中
現場を見学する日本からのツアー客約二千六百人が二十三日、ソウルに集結。日韓関係悪化の中、大挙してやって来た日本人を目の当たりにした韓国人たちは「領土・歴史問題を突き抜けている 」と驚いていた。 三十代―五十代女性が中心の一行は、福岡など日本の十一空港発で韓国入り。この日、約五十台のバスを連ねて、ぺさんが登場するクライマックスシーンのリハーサル現場、延世大学野外コンサート場を訪れた。 現場は、一行が一時約五百メートルの行列をつくり、日本からの個人・グループ訪問組、北京、香港からのファンも詰めかけて大にぎわい 。福岡発着ツアー(百四十人)参加者の一人も「ヨン様に『頑張って』と一声掛けたい」と興奮気味だった。 突然の“騒ぎ”にキャンパスの学生らはびっくり。韓国メディアも注目し「ヨン様ブームなお」「韓日の緊張関係をまったく意に介していないようだ」などと伝えた。(西日本新聞) - 4月24日2時
がんばれ、ニッポンのおばちゃん!!チャチャチャッ★