もうじき母の日ですが・・
「いいにおいがするでしょう!?」と何回も言われたのですが風邪気味で鼻がきかなくて。。(^^;)
父母は健在だが,母の思い出が強力に残っているのは
父が出張先で倒れたときだった
私は当時小学生で母が以前作ってくれた牛乳のおかゆ(ん!?と思った方はスルーお願いしますorz)
を思い出しきまぐれに「牛乳のおかゆが食べたい」などとよく言っていた
父は「もう危ないので家族を呼んで」という状況で母がまず福岡へ飛び
親戚が私達兄弟を迎えにきて私は親戚と一緒に福岡へ行った
その車中で親戚が母の話をしているのをぼんやり聞いていたのだが
母はよっぽど仰天したのだろう
なべに火をかけっぱなしにして出て行ってしまったのだという
そしてその中には牛乳のおかゆが入っていたのだという
それは私にだけわかるサプライズで
何事もなければ私は学校から帰ってびっくりして
喜んでそれを食べるはずだったのだ
私にはその日常はもう戻ってこないのだと
もうなくなってしまったのだとそのとき思った
結局父が回復するまで家族は別々で、私は持病で入院したあと寮に入り
兄と弟で家と犬を守っていたのだから、
あの日常は実際切り取られてしまったわけだ
今でも平凡な毎日というのが普通に送られていると幸せに感じる
また、このたびの列車事故を思うとさらにそう感じる
犠牲になった107人の方やご家族の日常は永久に戻ってこない
これからは親孝行したいな・・